
高校時代から英語がすごく好きだったので、関西外大に入学が決まった時はうれしかったですね。しかも、本当にたまたまなんですけど、高校時代からバンドを一緒にしていた同級生が、僕より先に外大に入学していたんです。僕が入学することが決まった時、その友人がすごく喜んでくれて、入学前に大学に遊びに連れて行ってくれたので、入学時にはもうすでに友達がいてました。だから、サークルには入らなかったんですけど、友人はたくさんいましたね。卒業してしばらく経ちますけど、今でも仲の良い友達は結構いますよ。やっぱり学生時代の友人っていいですよね。
当時は思いっきりロックのバンドをやってたんですけど、実は高校生のころからDJになりたいって思っていたんです。いつものように夜更かしして深夜の番組を聞いてた時、あるDJの初放送の番組がものすごく面白くて、やってみたい、と思ったのがきっかけでした。だから、ロックバンドはやっていましたが、DJのオーディションには毎年応募してましたね。ちょうどヒップホップが日本でもはやり始めたころで、自作のミックステープを作ったりしている友人がいましたので、録音機材を借りてオーディション用のテープを作らせてもらったのを覚えています。自分ではいい声だって思ったことはなかったんですが、大学に入ってからは、いい声だって言ってもらえるようになりましたし、何より当時の友人がすごく応援してくれていました。だから、頑張ってこれたっていうのもありますね。
でも、すぐに結果が出たわけではないんです。23歳で大学を卒業してからは、フリーターをしながら独学で練習して、毎年DJオーディションを受けていました。そんな僕に転機が来たのが26歳の時でした。8月の末くらいに、受かりましたよ、っていう連絡が入ったんです。その時はすごく驚いたんですが、自分の個性を生かしながら自由にしてもいいという内容で、特に研修などがなかったんです。ディレクターさんとどんな番組にして行こうか相談しながら、一回だけ通しのリハーサルをして、それで10月頭には番組スタート、というスケジュールでした。あわてて家でまた練習はじめたんですけど、もうそんなの役に立たないというか、とにかくやるしかない状況でしたね。だから、最初のころはとにかく必死で、もう毎回緊張しっぱなしでしたので、自分が何をしゃべったのか覚えていないくらいなんですよ。
学生時代

番組開始当初は、なかなか上手くいきませんでした。独学で練習してきただけでしたから、なかなか上手く話せないですし、間の取り方も下手でしたし、何よりがちがちに緊張していましたし。だから、ラジオで自分を出していくことがなかなかできなかったんです。でも、そんな時、中学時代からあこがれていたマーキーさんと話をする機会に恵まれました。他愛もない話をする中で、マーキーさんに言われたんです。「いいか、頭の中楽しいことだけにしてみろ。そしたら毎日楽しくなるから」って。それを聞いて目からウロコが落ちました。それからは楽しいことだけ考えて、番組を楽しむことができるようになったんです。
この仕事の醍醐味は、やっぱり色々な人と会って、色々な人の話が聞けることだと思います。街中に出て行って全く知らない人に声をかけて取材したり、ライブハウスに行ってお客さんの話を聞いたりと、よくインタビューにも行ってましたね。色々な人の話が聞けるのって本当に楽しいですから、僕はどんな人が来ても、どんな話が聞けるんだろうって、わくわくしますね。英語とか語学が好きなのも、そういったコミュニケーションが好きだからなんでしょうね。

これからは、もっと存在感のあるDJになりたいと思っています。この4月から、ロックばかりかける番組に変わったんですが、FM802でロックといえば飯室大吾、みたいな風になれたらいいですね。これから世に出て行くアーティストの人達と二人三脚で頑張ったりしていけたりとか。
それこそ僕の好きなバンドの方にインタビューさせていただく時にも、「マーキーさん元気にしてるの」とか今でもすごくあるんですよ。そういうことを聞くたびに、ああ、僕もこんな風になりたいなって思うんです。もう30年以上もDJをされている大先輩なんですが、50歳になっても中高生や大学生と同じ気持ちで話ができるのは、やっぱりすごいと思いますね。年輪を重ねていくたびに面白くなってきていますし、若いころだけの仕事じゃないと思いますね、この仕事は。だから、今の僕の目標は、こういう大先輩達みたいになることですね。
番組放送中
学生時代って時間もいっぱいあるじゃないですか。それこそ色々な人に会えたり、色々なことを経験できるチャンスだと思うんです。マーキーさんに言われた言葉が今でも心に残っているんですが、「触ってみないととザラッとしてるのかツルッとしてるのか分からんから、まずは何でも触ってみろ」って言われました。確かにひとつを突き詰めるにしても、色々と触らないとどれが自分に合っているのか分かりませんよね。だから、何でも経験してみて、それから決めればいいと思うんです。特に外大に通っているんだから、留学に行ってみたりとか、在学中に世界の何カ国を制覇してみるとか。世界中に友達がいるなんて人間としてすごく魅力的ですよね。卒業した今となっては外国人の友達をつくろうっていっても、どこに行ったらいいものか分からないですよね。でも、外大ってそれこそ隣の席にいるわけですからね。そんなすごいチャンスがあるなら、これはもう活かすしかないですよね。
飯室 大吾(いむろ だいご)氏 プロフィール
1979年生まれ。関西外大卒業後、ライブのイベンターを経て、2006年に FM802DJオーディション合格。FUNKY JAMZ 802を最長記録となる3年3ヶ月担当後、現在のRAJIO ∞ INFINITYのDJに。当番組のほか、さまざまなイベントでも活躍中。
RADIO ∞ INFINITY : http://funky802.com/service/homepage/index/1521
毎週金曜日 21:00~24:00 絶賛放送中!!
ウィークエンドの夜を盛り上げる新感覚の無限大プログラム。飯室大吾がラジオの限界に挑戦!
詳しくは番組ホームページをご覧ください。














